2013/05/30

マーティン・フリーマン出演新作「Svengali」2013年エディンバラ国際映画祭でお披露目

こんばんは。6月30日はThe Stone RosesのドキュメンタリーMade of Stoneを見て青春時代を思い出しながら号泣するMidlife CrisisのGeek 1号です。(注:マジですが前フリです)

マーティン・フリーマンが出演する「Svengali(原題)」が 英国エディンバラ国際映画祭にての上映が決定となりましたね!これはYOU TUBEで話題を呼んだ同タイトルのウエブ・シリーズを映画用にストーリーを膨らませたバージョンらしいです。


http://muvi.es/w4336/148125 

※ GG2Eはプレスでエディンバラ国際映画祭に入りますので、多分日本最速でレビューを書きます!

作品の説明は続きにて。



書き手はジョニー・オーエンという今まであちこちで顔を出してきた俳優、脚本家、ライター、その他なんでも系の方。今回のコレがヒットすれば、出世作となるのではないでしょうか。

監督がTVや短編映画もやっているようですが、Blur, Travis, Arctic Monkeys, Jake Bugg, Dido, and Manic Street PreachersなんかのプロモV作っていることで有名なジョン・ハードウィック氏です。おおすご。

「Svengali」のウエブ・シリーズ、英国コメディ界では崇められているコメディ女優さんの1人サリー・フィリップス(日本リリースものでは「ブリジット・ジョーンズの日記」にて彼女を問題なくご覧になれます)がレギュラー出演していたせいもあって相当買われていたようです。映画版のプロデューサーにはヘンリー・ノーマル(英国のトップ・コメディ制作会社設立者の1人)とヴィクトリア・ウッド(超大御所コメディアンヌ)の名前が乗っかっています。

予告編を見たときの(コメディ的)キャストがあまりにも適度にアクの強い人材ばっかり集めており、そのソツのなさに、”なぜこんな面子をキャストできるのか?!”と思ったのですが、それも十分に納得しました。そのほとんどが日本では知られていない顔ばかりなので、全部は紹介しづらいですが、若手で例をあげると、バンドのメンバーに、Being Humanの第3シリーズよりおなじみのマイケル・ソーチャとTwenty-TwelveやPlebsなどでおなじみのジョエル・フライ、それからBBCコメディのPramfaceでおなじみのディラン・エドワーズ。

さらには、ウエブ版でサリー・フィリップスが演じていた役に注目の若手実力派ヴィッキー・マクルアを持って来ている。ヴィッキーは80年代の社会派青春映画&TVドラマ「This is England」シリーズで重要な役を演じるほか、実に多方面で活躍しています。役幅の広い大好きな女優さん。

マーティンも友人からこのウエブシリーズの第3話について話をきき、実際見てみて「なぜオレに出演のオファーがこない?」とムっとしたらしいです。さらに全話みて「こりゃ、オレがムッとして当然だ」と確信したとか。Svengaliサイト内のマーティンのインタビューにて

私も「そりゃそーだ、マーティンが出ないとダメだろー」って同意します(笑)音楽への愛着がたっぷり詰め込まれたジョークが詰まってるんですね。

こちらがウエブ版の第1話
 
肝心の物語は。
地元のバンドを売り出したくてウエールズからはるばるロンドンへやってきたディクシー。夢ばっかりでっかいけれど、現実はそうそう甘くなく。。。というプロット自体は王道の音楽ネタコメディ。

でもセリフのやりとりやキャラクター設定などマーティンの言うとおり charming, sussed and very funny。というのがウエブシリーズとトレイラーを見ると、手にとるようにわかります。ただしコレ、細かい笑いに関しては、アラフォー世代が有利な”共感の笑い”じゃないかと思います。

例えば冒頭ザ・ストーン・ローゼズのTシャツ来てるディクシーを見るだけで、ぶはっと笑っちゃう。それは「ショーン・オブ・ザ・デッド」で、サイモン・ペッグとニック・フロストがレコードを投げてゾンビを倒すシーンでザ・ストーン・ローゼズのファーストはとっておくけど、セカンド・アルバムは投げちゃうのが爆笑ジョークになるのと一緒の種類ですね、多分。

予告を見る限りでは、マーティン扮するドンはロンドンの中古レコード屋のオーナーで、(個人的予想ではSOHOのBerwick St.かCrouch Endのどっちか)ディクシーの当座の雇い主のようですね。

エディンバラ映画祭での上映は
2013年6月21日 20:40より Cineworld
2013年6月22日 14:40より Cineworld
チケット発売は(メンバー)5月30日午前5時より。一般は6月3日より

しつこく書きますが、GG2Eはプレスで入りますので、多分日本最速でレビューを書きますので、お楽しみに!


チケット発売はこちら

拍手する

0 件のコメント :

コメントを投稿