2015/08/05

(続)英Channel4 米AMC(共同制作)Humans出演のコリン・モーガン君とジェンマ・チャンについて


Humans

すみません。じつはもっともらしい感想を書いたのは、このドラマ本体とはまったく関係なところで語りたい2つのことがあるからです。

①警報!警報です!コリン・モーガン君病発生です!

具体的にいいます。

ーやさぐれてる
ーこぎれいよりはこぎたない→別名プチ・ワイルドと呼ぶ
ー今流行の無精髭(→個人的にtrendy beardと命名しています。コレでだいたい誰でもどんなヒゲについて言っているか通じます)に簡単すぎるくらい、すぐにグっとくる。

上記の一つがタイプにあてはまる方、このコリン・モーガン君がすごいことになってます!
だってほら!



コリン・モーガン君はMojoのお芝居をみて以来、その才能を前に、かなりお気に入っていたのですが、この!Humansのリオ役(レオ?日本語表記はレオですか?)がかっこいいったらない! 第1話はそれほど出演尺は長くなかったのですが、視聴後即、「次回以降、コリン・モーガン君の出番がこれ以上長かったら、お祭りになる」警報がでました。出演時間が長くなっていた2話以降、以下のタンブラさんとワテクシの視点でみるコリン・モーガン君は一心同体です。
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http://fyeahcolinmorgan.tumblr.com/

②ジェンマ・チャンをみるたびに…


キレイ。ホントキレイ! 何この人!こんなにキレイで聡明で、母なる大地みたいな女神みたいな雰囲気のある女優さんだったかしらっ?!っていうくらい、むっちゃくちゃキレイです。こんなに演技上手な人だったんだ!というその才能にも、ホレてしまったし。他のドラマでも何回かみたことあったけど、(シャーロックにもでてましたしね)このドラマで、株がさらに上昇なのではないかと思うんです。美人度も演技の実力も。
なんですが。こんなにキレイでこんなに才能があってこんなにステキなのに、この人のボーイフレンド
(1分29秒後くらいからご覧下さい)


わ、わかってます。ホントは、めっちゃくちゃいいところのオボっちゃまなんですよ。お父さんコリン・ファースとかジュディ・デンチとかのレップで、業界牛耳る大物で、その御曹司だってわかってます(汗)お似合いよね、です。そんなわけだから、彼は今やウエンブリー・アリーナとかも埋めちゃいますしね。映画も今度でるし…

でもこれ…





ジェンマちゃんでるたびに、


ボーイフレンド…



8月中旬公開のBBC3 コメディドラマ「Bad Education」の映画版のトレイラーを一応はりつけておきます。


英Channel 4米AMC(共同制作らしい)の話題のドラマHumansはかっぱえびせん並みにハマる(忙しい人には)超キケンなシリーズです!


Humans

大変クオリティが高く人気があったBBCドラマシリーズ「スプークス」の作家さんが再び…ってこともあり、注目の高かったHumansは6月に開始と同時にものすんんごい評価が高くってですね。(CM入れて)60分のドラマは、ここ最近(1年くらい 汗)なかなか時間をとって観ることができずにいたのですが、この作品は、見始めたらどうにもやめられないとまらない!2日で8話みちゃいました。




出演者情報は(ポスター広告でガンガン出ていたジェンマ・チャン以外)大してわかってなかったのですが、いざ見始めたら、キャサリン・パーキンソン(→英シットコム 「ハイ!こちらIT課」の。あとウィショーさんとアンドリュー・スコットが出演したお芝居にも競演していたので、おなじみのお顔ではないでしょうか?)やコリン・モーガン君(マーリンでマーリンだった)それからウィリアム・ハートとかなんか、すんごい名の知れた役者さんがゾロゾロでてました。

【お話は】
人間とまったく同じ形をしたロボット「Synthシンス」が発明され(多分目の色が違うくらい?)、忙しい生活を送る人間たちをサポートする時代に。プライマリー・ユーザーの言うことをきき、任務をすべて完璧にこなします。身体の不自由な人に充分以上の介護をし、仕事と子育てで家事もままならない夫婦のために掃除料理洗濯をテキパキこなします。
ローラの家にもシンスがやってきました。ある日仕事から帰宅すると、シンスのアニータがせっせと家事仕事を行っていたのです。ダンナのジョーが勝手に購入してしまいました。ロボットに頼ることには大きな抵抗を感じていたローラは反対するのですが、アニータが反抗期まっさかりの10代の長女、”色々”目覚める思春期まっさかりの長男、そしてまだまだ甘えん坊の次女と仲良くやっているのと観て、しばらく様子をみてみることに。
ロボットには感情がないはず。痛みも味わえないはず。なのに、アニータからそれらしき様子がみてとれ、ローラは疑心を抱きます。母親である自分が上手にできない我が子たちとのコミュニケーションをいとも簡単になしとげるアニータへのフラストレーションのせいかもしれない。しかしたしかに彼女はロボット以上の何かを秘めているようで…

【声を大きくしていいたい。王道プロットへのリスペクトがあってこそ生まれる新しい傑作】

人間よりも機能において優れたロボットは、「空気を読む」「感情を持つ」「命を持つ」ことができないから、人間がロボットよりも優越だと正当化し、差別し都合のよいように扱うことを正当化している。またロボットも「感情がない」から人間の思うがままに「機能」する。しかし、この「人間よりも優れた」ロボットが人間よりも劣る証拠である「感情を持つ」能力すらももってしまったら? それは人間にとって脅威となり、従順な「奴隷」から撲滅すべき「敵」へと変わってしまうんですよね。
コレ、「ロボット」という設定さえとっぱらってしまえば、人類史で過去何度となく繰り返し起きている、今だ解決しない人種や民族、宗教間などの問題と共通し、過去何度と繰り返して取り扱われてきた社会ドラマですよね。
もうちょっというと、「人間の容姿なんだけど人間じゃない○○」のドラマもそれほど目新しいわけじゃない。ぱっと思いついただけでも、エイリアンが人間の容姿をしている「V」(80年代のですよ!汗)とか、この間BBCでやっていた「In the Flesh」とか。人間の形ってわけではないけど、同方向性のテーマだった「District 9」とか。それから、ここ10年くらいのヴァンパイアもののティーン/ロマンス小説シリーズなんかもそういうテーマを取り扱ってますもんね。
じゃあ、なぜこの目新しいわけでないドラマが、これほど「かっぱえびせん」並みにやめられないとまらない面白さだったのか。それは、この王道テーマをきちんと基盤にすることで、視聴者が共感し入り込みやすい導入口を作り、ドラマのミステリー部分のじらしを無理なく可能にし、科学の可能性を含むちょっとした”飛躍”(リアル感のない要素)を可能にしているからなのではないか、と思うわけです。「コレ結局、オチはなんなのよ!」とラストまでじらされたあげく、「結局コレなの…?(→今までの時間返せよこのヤロー)」みたいなドラマにならなかったのは、そういうことなのではないか、と。

というわけで、ホントにコレ、面白いです。S2も決定しているので、ぜひみなさま、キャッチできるようでしたら、してください!