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2014/11/16

カンバーバッチさんのThe Imitation Gameは地球上にひっそり生息するカンバーバッチ病未感染者を根こそぎ撲滅する映画です

(注:あらすじは、eiga.comさんが書いている以上に書いてないです。アラン・チューリングさんについても書いたらネタバレになる、となったらコワいので書いてないです。というわけで、かなりネタバレにならないように気をつけてますが… 書いちゃってたらごめんなさい。もしだったら、警戒してください…)


あまりにも評判がよいのと、トレイラーですでに泣いていたので、公開の週末に無理矢理いってきました。

The Imitation Game



第二次世界大戦、ドイツナチ軍の攻撃を受けて大ダメージを受けるイギリスを守るため、天才数学者アラン・チューリングさんが選ばれた才能高き仲間とともに、ドイツ軍の作った暗号機エニグマを読み解こうとするドラマですね。彼はリアル・ヒーローなのか、それとも…?という緊迫の胸痛ドラマ。日本では2015年3月より公開されるとか?(ギャガさんの配給とか?)

本当は政治的観点からみた駆け引きの面白さや、政治的バックグラウンドを持ってしてわかる○○さんのこのセリフ、的なところをお話したいのですが、あまり細かく書くと「ネタバレテロ攻撃!」と怒られるという話をきいているので、喋らないでいようと思います(汗)とくに、アラン・チューリングさんについて話を書いちゃったら、ものすごく怒られちゃうんですよね? なので、だまります…
ただ、ですね。
メインは第2次世界大戦が舞台の話ですので、この時代のヨーロッパ政治、とくに誰が誰と同盟を組んでいたのは何を恐れていたからなのか、イギリスが「今そこにある危機」と「今そこにある危機よりもじつは恐れている危機」をわかっていたほうがすんなり登場人物の言動に納得できると思います。たしかにパーソナルな人間感情だけでも涙と鼻水がズズっとなる感動作なのですが、そんなメロドラマ以上に絶賛される理由の一つは、登場人物の肝心なシーンでの言動が戦中のイギリス(国際)社会政治がしっかり反映された上での言動にあると思います。
 
 また当時のイギリス社会、とくに女性の社会的地位や当時のタブー問題など、人と”違う”ということが、個性としてリスペクトされるどころか、イジメやScapegoat といったネガティブな結果を招くという事実…たしかに、現在でも決して珍しい話ではないですが、やはり刑罰を与えられるレベルだった当時は、現在の先進国ではあってはいけないとされる非人道的かつ不条理な社会ではないでしょうか。イギリスはここ最近色々と騒動が立て続けに重なり、とくに女性/ゲイ/人種差別問題に敏感になっているので、男性が暗号解読者の1人だったエリザベス(キーラ・ナイトレイさん)への失礼な発言をした際、「URGH!」「BOO!」といった声が一世に劇場内に響き渡っていました…

 ちなみに、この映画の原作者さんはアンドリュー・ホッジズさん。彼のウィキさん情報を拝見すると、この作品およびアラン・チューリング氏を非常に内側から理解して書いてらっしゃる方なんだなとわかる、そんな方のようですね。チューリングさんの思考回路にホッジズさんが同化しないと、この絶妙なユーモアやアイロニーそしてどん底の哀しみが幾重にも重なり合うレイヤーは生まれないのではないでしょうか。その原作を反映した素晴らしい脚本だと思います。[ 追記:Deadline.comでこの脚本が2011年のブラックリストだったという記事を発見しまして、映画のとあるシーンに壮絶にオサレな趣向が凝らされています!】 & 監督さんのモルテン・ティルドムさんはノルウェー出身でTVドラマで過去作品は少ないけれど、全部当ててる方ですね。(→未見ですみません)

 【肝心の?! カンバーバッチさんですが…】
単刀直入にずばり。カンバーバッチさん扮するアラン・チューリングさんなのに、アラン・チューリングとしてしか見れなかったのが、すごかったです。しかも、アラン・チューリングさんって、今までカンバーバッチさんがこなしてきた役柄やご本人自身の生い立ち、人となりをベースとして作り上げられた”イメージ”(→ファンの皆様の進化して加速し続ける想像からくるものも含まれます)と、オーバーラップする人でいらっさると思うんです。ああ、チューリングさんをカンバーバッチさんがやるのか、わかる。っていう、イメージのかぶり方だと。ところが、カンバーバッチさんがチューリングさんを食うどころか、チューリングさんの中に消化され、チューリングさんとして光りを放ち、魅力を発揮し、愛されキャラとなっていた。
いわゆるカンバーバッチさんブランドの「かっこいい」はまったくないんですよ。でも、コレ愛さずにはいられないでしょう。アラン・チューリングさんと喜怒哀楽を分かち合う愛を持たずにいられないでしょう。たしかに脚本が素晴らしい。けれど、前述のとおり、セリフに現れない「わびさび」がこの作品にはまき散らされている。それをすべて具現化するのは役者であり、カンバーバッチさんの静なる演技に、すごいな、と本当に思いました。

 【その他備考】
(ぼ、ボッソリ…)ろ、ローリー・キニアさんが何をやってもかっこいいです…。あ、あとマーク・ストロングさんってワテクシ 



これがディフォルト設定だと思ってたんですが、上に髪の毛が乗るバージョンってあったんですね!!! (汗)
マシュー・グードさんは、グッド・ワイフに出てらっさるようなので、人気なのかしら?とっても好感の持てる役でした…
あとですね、キーラ・ナイトレイさんは本当に美しくチャーミングだったです…。

とりあえず、こんな感じですーーー。

2014/03/23

カンバーバッチさんが学生時代に演った演目として一部で話題となった「Rat in the Skull」のTVドラマ版(1987)がなぜか”某所”で公開中。オリジナルキャストのゲイリー・オールドマンさんでてます

この演目をカンバーバッチさんがマンチェスター大学時代にエディンバラにて学生劇にて参加していたというこれまでのお話は、こちら
http://blog.geekyguidestoenglish.com/2013/12/blog-post.html 

オリジナルはロイヤル・コート・シアターにて。若き日のブライアン・コックスさん、ゲイリー・オールドマンさんが出演。(→ さすがの1号もコレがナマで観れるほど長生きはしていなかった…)

その!「Rat in the Skull」ですが、1987年にTVでも放送になっていたのですね(ITV放送ですね)。この貴重な映像(購入不可能)を、どなたかが某所で全公開しております。保管していらっしゃる方がいたとは!
リンクを本ブログでお伝えするのは控えさせていただきますが、
今ならRon Hutchinson, RAT IN THE SKULL と検索するとでて来ます。(DVD発売などが発見でき次第、ここはさしかえます)

念のため、このTVドラマ版にはカンバーバッチさんは出演してらっさらないです。(→1987年のものです…)Rat in the Skullのお芝居がオールドマンさんで観れる映像があるということが素晴らしいと思い、アップしました。

2013/10/24

【AERA English (アエライングリッシュ) 秋号 2013年 11/15発売】にてカンバーバッチさん大特集!

【AERA English (アエライングリッシュ) 秋号 2013年 11/15発売】にてGG2Eの稲村とPoligoのマシューが「SHERLOCK/シャーロック」から、厳選に厳選を重ねたセリフで、絶対に英語力アップにつながる特集を6ぺージ担当しています!

(校了の段階なので、もったいぶったチラみせですみません(汗)


それだけではありません。AERA  でカンバーバッチさんが表紙を飾った2013年9/2号でのインタビューの全内容を英語/対訳で公開しています。本誌では伝えられなかった(であろう)話が長いことで有名なカンバーバッチさんの特徴がこれでもか!!と伝わる3頁です!

その他、10月26日より公開のカンバーバッチさん初主演作「僕が星になるまえに」で英語のお勉強を図る2頁、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」DVD発売を先取りして、セリフを紹介する頁と、密度の高い内容で12頁!

AERA ENGLISHは本気で英語力アップを図る真摯な雑誌でございますす。
この尊厳を保った表紙が目印です!

カンバーバッチさんが目印になりづらいので、ぜひ書店ではお見逃しなきよう!
アマゾンで絶賛予約受付中です! 
AERA English (アエライングリッシュ) 秋号 2013年 11/15号 [雑誌]

2013/07/21

ラジオドラマ「Neverwhere」9月にAudioGoでリリース予定!ニール・ゲイマン原作、ジェームズ・マカヴォイ、ベネディクト・カンバーバッチ、ナタリー・ドーマー主演

アメコミ界を代表する作家であり、SF作家、ファンタジー作家としても絶大な人気を誇るニール・ゲイマン。彼のカルト的人気を呼ぶダーク・ファンタジーを、ラジオドラマの名演出家と名高いダーク・マッグスの演出によりラジオドラマ化した作品「Neverwhere」が、今年の9月にAudioGoよりリリースされる予定と発表されました。

リリース形式など詳細はまだ出ていませんが、発表され次第このブログでもupします。

「Neverwhere」の粗筋
 舞台はロンドン。スコットランド出身のリチャード・メイヒューは、故郷を離れ大都会ロンドンへ。安定した仕事も、定住できるフラットもあり、ロンドンの一等地で暮らすフィアンセとも良い関係を築き、いわゆる”ロンドンっ子”としてつつがなく暮らしていました。ところがある夜、フィアンセのジェシカと食事会へ向かう途中、怪我をしたドアという女性に出くわします。ジェシカからは”そんな人には関わらないで!”と猛反対されますが、心の優しいリチャードはドアを助けることに。まさかそれがきっかけで、自分が”下なるロンドン”という、今住むロンドンとは別世界へすべり落ちてしまうことになろうとは思いもせず……。

登場人物達の相関図、ロンドン地下鉄マップに沿った登場人物達の説明、主人公リチャードのスコットランド訛りの説明などなど、GG2Eでも有料の英語学習コンテンツとして提供しています。

観光客の目線からでは見えない「ロンドン」を、時代背景と共に解説していますので、この作品が書かれた時の背景やセリフの中に出てくる階級描写など、楽しみながら英語力upにお使いいただけます。

Geeky Guides To English:ラジオドラマ「Neverwhere」

2013/06/16

「Starter for 10」でイギリス社会をGeekに理解してみる


こんにちは。
はい、そーです。今週/来週と2回にわけて、GG2Eは「Starter for 10」を取り上げるはこびとなりました。
この作品、以前お伝えした通り、SHERLOCKがブームになるころと交差して、配給/セールスのお世話役が超不透明になってしまった作品で、現段階だと非常に日本字幕がつきにくい、、、。

しかし、この作品、ものすごくイギリスがつまっていて、社会文化的なことも知らないと登場人物の喜怒哀楽も理解しづらいところが多々ある作品なんです。(ぶっちゃけ、字幕がついていたとしても、わかりづらいかもしれません。)

GG2Eは、「英語教育」と「引用」で許される範囲で、ピンポイントな言葉やセリフのやりとりを抜き出し、この「Starter for 10」という作品を「イギリスの」「青春」「ロマンティック」「コメディ」「ドラマ」として、楽しめるような解説をふんだんに盛り込んだ記事をアップしております。

みなさまのツイートを拝見していて「なぜマカヴォイ君がいきなり涙ぐんだのか?」と小首をかしげていた人や、「カンバーバッチはドミニク・クーパーをあそこまで怒らせるようなことを言ったのだろうか?」などなど、様々な疑問を抱いていらっしゃる方がいることに気づきまして…。そのあたり、ピンポイントですべて思いつく限り網羅しています。

もし「Starter for 10」をご覧になって、上記の疑問の他にも、例えばなぜマカヴォイ君はカンバーバッチに頭突きをするほど怒ったのか?University Challengeという大学生クイズ番組はイギリスでどんな位置づけなのか?カンバーバッチが書いたメンバー募集広告にある自虐ギャグとは? などなど、疑問を感じたそこのあなた、お悩み解決です。こちらで一切合切解説しています。
もちろん今やTVでひっぱりだこのカリスマ英語教師安河内先生もおすすめする英語添削サイトPOLIGO運営のMatthewがガッツリ英語監修してくれています(=読んでるだけで英語のお勉強に!)

ぜひこの記事で、Starter for 10を日本語の映画を見るようにガッツリ楽しんでもらえたら、幸いです。(だってこの作品本当によいのですもの)

GG2E:Sterter for 10(前編)

2013/05/06

【GG2Eからの哀しいお知らせ】Starter for 10の日本DVD化がなかなかされない事情はコレ?

おそらく日本の海外エンタメファンが一番日本語字幕をつけてもらいたい作品の1本ではないかと思われる Starter for 10。

ジェームズ・マカヴォイ主演、ベネディクト・カンバーバッチが迫真の演技でイケてない大学生を披露するロマンティック青春映画ですね。

英国の大学ライフ、若者の心理描写が非常に細やかに丹念に、愛情込めて描かれており、不必要にノスタルジアに入りこんで胸が痛くなる映画です。

日本ではずっと未公開なため、GG2Eだけでも、みなさまのご期待に応えようと考え、本作を近々にとりあげる計画を立てておりまして、作品の販売/発売元に画像の件でコンタクトを…と思ったところ、ありゃ!となりました。

この販売/発売元であるIcon.UKは、2011年より配給事業をすべて撤退しておるんです(汗)制作に集中するとかで、Lions Gate UKと組んで…と発表していたようなのですが、過去作品については???

。。。つまり、Starter For 10のお世話役が誰もおらんのです。

どうも2013年3月25日付けのニュースでは、 Exclusive Mediaが過去作品の取り扱いについて話し合いをしているということで、現段階では、どうなるものか???です。

くわしくはこちら(英文です)
http://www.deadline.com/tag/icon-uk/ 

そんなわけで、シャーロックの日本放送を機にベネディクト・カンバーバッチが爆発的ブームとなった後、この作品がなぜさっさと日本でリリースされないのか、非常に理解!でございます。

超楽天的に考えれば、さっさとExclusive Media とIcon UKの間で合意していただき、すみやかに過去作品が移動になり、さっさと誰がどれをお世話するかが整理され、日本の買い付けさんが買えるようになってくれる。。。ですが、超現実的に考えると、ヘタしたら現存する輸入版DVDがなくなり次第、いつ再版されるのか、まったくわからないぞ、状態です。

あの、回し者じゃないですが、どちらかの俳優さんのファンの方で未購入の方、ご購入しておいたほうがよいかもしれませんです。。。

 Icon Home Entertainmentのサイト上にのっかってるスチール画像がかわいいですね。
http://www.iconmovies.co.uk/starterforten/gallery/gallery.php?img=4

そんな事情で日本語字幕が付きにくいわけですが、しかし、この作品。ものすごくイギリスがつまっていて、社会文化的なことも知らないと登場人物の喜怒哀楽も理解しづらいところが多々ある作品なんです。(ぶっちゃけ、字幕がついていたとしても、わかりづらいかもしれません。)

ということで、GG2Eは、「英語教育」と「引用」で許される範囲で、ピンポイントな言葉やセリフのやりとりを抜き出し、この「Starter for 10」という作品を「イギリスの」「青春」「ロマンティック」「コメディ」「ドラマ」として、楽しめるような解説をふんだんに盛り込んだ記事をアップしております。

みなさまのツイートを拝見していて「なぜマカヴォイ君がいきなり涙ぐんだのか?」と小首をかしげていた人や、「カンバーバッチはドミニク・クーパーをあそ こまで怒らせるようなことを言ったのだろうか?」などなど、様々な疑問を抱いていらっしゃる方がいることに気づきまして…。そのあたり、ピンポイントです べて思いつく限り網羅しています。

もし「Starter for 10」をご覧になって、上記の疑問の他にも、例えばなぜマカヴォイ君はカンバーバッチに頭突きをするほど怒ったのか?University Challengeという大学生クイズ番組はイギリスでどんな位置づけなのか?カンバーバッチが書いたメンバー募集広告にある自虐ギャグとは? などなど、疑問を感じたそこのあなた、お悩み解決です。こちらで一切合切解説しています。
もちろん今やTVでひっぱりだこのカリスマ英語教師安河内先生もおすすめする英語添削サイトPOLIGO運営のMatthewがガッツリ英語監修してくれています(=読んでるだけで英語のお勉強に!)

ぜひこの記事で、Starter for 10を日本語の映画を見るようにガッツリ楽しんでもらえたら、幸いです。(だってこの作品本当によいのですもの)

解説記事はこちらから→Geeky Guides to English:Sterter for 10(前後編)