2014/10/09

デヴィッド・フィンチャー監督ロザムンド・パイクさんxベン・アフレックさんxNPハリスさんの「ゴーン・ガール」Gone Girl観ました!


あーびっくりした!ググっても英語の情報しか出てこないから日本公開が未定なのかと焦りましたが、2014年12月12日より公開ですね! 上映時間がちょっと長いのが問題ですが、そこを除けば超超超おすすめです!

https://www.youtube.com/watch?v=Lq8gGN3eeUI



同名の全米ベストセラー小説が原作で、原作者が映画の脚本も書いてしゃいますね。原作のwikiさん情報を読む限りでは、ロザムンド・パイクさん扮するエイミーのキャラクター設定が違う気がしますが、実際に本を読んでいないので、信用しないでください。。。

【お話は…】結婚して5年の夫婦ニックとエイミー。5周年アニバーサリーの日、ニックは自分が双子の姉マーゴと共同経営するバーで、マーゴにぶちぶちと結婚の愚痴。すでに5周年を祝うほどロマンティックな夫婦仲ではないことが伺えます。とはいえ、記念日をお祝いすることに変わりはない上に、近所から「オタクのにゃんこが家から出てるよ」みたいなお知らせが携帯に入ってきた(んじゃないかと)というわけで、ニックは家に帰るわけです。家の前を歩くにゃんこをかかえ、お向かいのおうちに挨拶をし、家の中へ入るニック。が!エイミーがいない。リビングに置いてあったガラスのテーブルが粉々に破壊され、アイロンもスイッチがついたまま。

こ、コレは…「ちょっと出かけた」とは違うんじゃないか…?(汗)

ニックは警察に電話をし、警察は即やってきて事情調査に入ります。そしてエイミーの笑顔が飾ってある写真立てとAmazing Amyという人気童話シリーズのポスターをみた警察は「あら!エイミーってAmazing Amyのことだったの?!」と。そう、エイミーはAmazing Amyシリーズを描く両親の原案者でありモデルだったのです。エイミーがストーリーになりやすい人物だったからかどうかは観る人それぞれの解釈によりますが、そんなわけで、早々にエイミーの失踪は犯罪事件の可能性が高いとして記者会見され、捜査が始まりますが…

【感想】
あのですね、配給会社さんから「ジャンルをバラすな!」って怒られちゃうかもしれないですが…

緊迫のミステリー →(転じて)ブハっと吹き出さずにはいられないブラックコメディ→(転じて)泣く子も黙るブラックコメディ

ですわ。フィンチャーせんせいお得意の社会派なスリラー映画なのかと思ったら、先進国家庭ではおなじみのdysfunctional family 、メディア社会、とくに報道をめぐる虚像虚栄の世界を痛烈に皮肉っているフィンチャーせんせいお得意の社会派なザッツ!エンタテイメント!!な映画でした。こんなにブラックコメディだとは思わなかったです。例をあげてしまうと、この映画の2転3転するミステリーの部分や緊迫、それから登場人物の攻防戦がネタバレになってしまうので、全部口チャックしたいと思います。ホントにフィンチャーせんせいって重めのテーマで痛烈なこと描いてるのにエンタテイメントな映画作るの天下一品だと思います。ビッグバジェット映画ってこういうことをいうのよね!って思っちゃうわけです。
今絶好調なロザムンド・パイクさんも今あんな感じのキャリアとイメージなベン・アフレックさんも「だからこそ!」な適役で、すごくシンクロしてた気がします。ニール・パトリック・ハリスさんの出番と役柄もすごいスパイス効いてた(爆)言っちゃうとスポイルしちゃうので、言えないのが辛いですが!

というわけでぜひおすすめです。どうぞ観に行ってくださいー!
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