2013/12/23

10thドクターことデヴィッド・テナント演じるリチャード2世が日本のスクリーンで観れる!☆

☆日本お住まいのテナントさんファンの間ではすでに大変に盛上がっているニュースではありますが、遅ればせながら、アップ&ファンではない方に向けて、アピールする内容をこころがけました…

祝。これが日本のスクリーンで放映されるなんて!

【これまでのお話】
英国でのデヴィッド・テナントの人気はシャレにならないレベルです。一線を超えたものがあります。 好感度の高さも何かを超越したものがあります。これは1号自身がテナントさんのファンであるから、というひいき目ではなく、客観的事実であります。この俳優さんに対する人々の反応や空気がイマイチ日本に伝わっておらないのが、はがゆいですね。

その!デヴィッド・テナントさんですが、RSC/ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで人気・実力・キャリアを伸ばしてきた俳優さんなのですね。つまり、
「あの!テナントさんがシェイクスピア劇をやる!」
「あの!テナントさんがナマで観れる!」
という観点に加えて
「あの!テナントさんがRSCで引き続き活動をしている!」
「あの!テナントさんなら素晴らしいシェイクスピア劇を見せてくれるのは180%保証されている!」もあるわけです。
つまり「ミーハーな演目は敬遠するよ…」という硬派なシアター好きも、「あの!テナントさんだわ!何が何でも絶対に観に行く!」ということになります…

そんなわけで、このRICHARD IIのチケット争奪戦、壮絶な戦いが始まったかと思いきや即効終了。場所がロンドンだろうとシェイクスピア生誕の街ストラットフォード・アポン・エイヴォンだろうとチケットは完全ソールドアウトです。看板に「SOLD OUT」と出てました(→目撃場所:ストラットフォード。下方写真参照)
ちなみにチケット売ります買いますサイト、GET ME IN ではStall 席1枚328ポンドとか値段つけられてます。
http://www.getmein.com/play/richard-ii-tickets.html

そんな過酷なチケット戦争が繰り広げられるほどの舞台、それが「リチャード2世」です。そして、それがたとえ劇場スクリーンであろうとも、日本で鑑賞可能と発表された。この事態は、海外エンタメファンにとっては緊急お祭り警報が出ているようなものなのです!!
(これがいいたいがために、長々失礼しました)


【こちらから、リチャード2世のチケットは購入可能でございます。】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://onscreen.rsc.org.uk/cinemas-and-tickets/default.aspx

今ブラウザFireFoxより実際にクリックしてみたところ、
1)Richard II以外のクリックをはずす
2)Filtered by Country でJapanを選択 →ここで一回GOボタンをクリック
3)Filtered by Venue で、上映場所が表示されています。
2)を行ったあと、GO ボタンをクリックしないと日本の上映場所が表示されないようなので、「ない!上映場所がない!」とワラワラしてしまわないように、 お気をつけ下さい。

【リチャード2世とは…】
14世紀のイングランドの王様ですね。とくに昔は王室とは人間より上、神に近い存在のように考えられていたことが多いと思いますが、リチャード2世に関してはその傾向が突出しており、神の子扱いされていたともっぱらの評判ですね。生まれた日が1月6日であること、誕生の際に3人の王様が同席(?)していたことなどが理由としてあげられます。また父が他界した際はリチャードは10歳だったのですが、議会が叔父のJohn of Gaunt/ジョン・オブ・ゴーントの王位への野望を恐れていたため、即位している、という経緯もあります(兄がいましたが兄はその5年前に他界しておりましたね)

などなどから、リチャードは、生まれながらにして「ワタシは神(の子)」「ワタシは特別」な環境設定において自分は”人間以上”と成長してきた王様だったと考えられています。
今回のテナントさんの「リチャード2世」 は、ここがすごく肝だだったなーというのが個人的感想です。そして例えば、デレク・ジャコビ氏の名作とは異なるリチャード2世像でした。
リチャード2世なのに、笑ったし、リチャード2世なのに、驚愕の展開も用意されており、何度でも見たい最高傑作の1本です。(キッパリ)ぜひぜひお見逃しなく!私も機会があたったら再び観たいです!

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1 件のコメント :

  1. えええええええ!!いつのまにチケット出てたの!!買う!!今すぐ買います!!(爆)

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