はい「Sherlock」と「The Hobbit」のおかげで、めんこい俳優として、英国エンタメ好きな方々の間ですっかり人気ものになっておりますマーティン・フリーマンです。
じつはワタクシ、彼のことは、あの「the office」でブレイクしたころ、ずっと「芸人さん」だとばかり思っていたのですね。
というのも、「the office」に登場する前にこんなので、メインはってたからです。
「Bruiser」
多分、今あるだけよ、じゃないかしら。。。だと思います。。。
BBC放送のコント番組です。WOWOWにて一時、断続的に放送されていた「Peep Show」の面々(ディヴィッド・ミッチェル、ロバート・ブエッブ、オリヴィア・コールマン) &書き手の1人にリッキー・ジャーヴェイス。(←ゆえに、the officeへとつながって行く)
ちょっと小太りの方がいらっさいますが、彼はマシュー・ホルネス(Matthew Holness)という、「ハイっ!こちらIT課」のモスと組んでいた人です。
☆英国コメディ史の背景的にいうと☆
The Fast Showという“(キャッチフレーズ)ベースのコント番組”に火がついて、"Big Train"(注:サイモン・ペッグがいます)"The League of Gentlemen"(注:マーク・ゲイティス氏がいます)と、次々に大ブームを巻き起こしていく時期でして。
また、ポテンシャルの大きい若手芸人を数人起用してコント番組作るのが大ブームとなった時期でもあるんですね。
これには、Cambridge Footlightsではないうえに、若手で知名度の低いうちから実験的に枠をもらっているうちに、超ど級のブレイクをしてしまったサイモン・ペッグがいたからですが……
そんなわけで、今でこそロバート・ウエッブとディビッド・ミッチェルじゃんっ! と思うのですが、当時はまだまだ毎年行われるエディンバラ・フリンジ・フェスティバル(注:コメディが有名です)で、客50人はいるかはいらないかの小さいハコで3つ星とかもらってて、”まあ、普通だな~~~。もう一回見たいとは思わないな~~~”、なんて受けとめられ方をしていた芸人だったんですね。(すいません! 汗 ホント、すいません!)
フリンジに行っていればわかるけど、そうじゃなかったら無名もいいところ。ちょっと太めのMatthew Holness含め、Footlights出身だからゲットできた枠だと思います。
リッキー・ジャーヴェイスも10人弱の作家の1人ですし、何しろthe office前ですし!
マーティン・フリーマンも 誰? でした。(→ 世間のみなさま、すいません)そんなわけで、芸人さんかと勘違いして、見続けていたわけですね、ハイ。
肝心の内容ですが。
改めてしっかり見てみたのですが、面白いように、それぞれの色が当時から出ていてビックリです。
必然的にマーティンは誰かの書いたネタを演じているのですが、
このスパイに扮してるキャラシリーズは、キレキャラが登場するあたりディヴィッド・ミッチェル色丸だし。
一方、うわ、これ、リッキーの書いたネタだろ。喋り方かぶっちゃってるし!。。。みたいなキャラもポロポロ発見っす。ゲイネタとかデブネタとか、
これもリッキーぽいけど、これは、結構面白いんですよね。マーティンの演技がウマイからでしょうね。
<以前からの常連様へのお断り>
暖かい目で見守ってくださるお仲間はいるものの、ほぼ自分だけでやっているコメディ部のブログに細々と上げていたマーティン・フリーマンの記事を、GG2Eのブログに引っ越しました。
みなさま側のお気持ちを考えて、コメディのブログにアップしていた記事よりは、説明を増やしましたので、すこしはとっつきやすくなっているかと願います。
マーティンの英国コメディの経歴については、今後、本国の人も(多分)ビビるかもしれないGG2Eだけのエクルーシブなコンテンツの準備を着々と進行中であります。。。
どうぞよろしくお願いします。
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