脚本は英国の新鋭作家として注目を集めるローラ・ウエイド/Laura Wade とベラルーシ・フリー・シアターの設立者で(いかなる政治家においても創造の自由だけは失わず活動しようというモットーのもとベラルーシのアパートなどでパフォーマンスアートの活動する団体)ジャーナリストでもあるニコライ・カルーザン/Nikolai Khalezinの共同執筆によるもの。ジュード・ロウが空港で偶然空港のトランジットで迷っている男性に道を尋ねられ、親切に案内してあげるところから広がる、社会派かつビタースイートなストーリーです。
はじめコミュニケーションのとれない2人が、言葉の壁を無視して心でコミュニケーションをとりあう様、別の世界にすむはずの2人に接点がある様をじつにナチュラルに描いており、大変な傑作ではないでしょうか。
本作、実話をもとにしたお話だそうで…。ジュードに道をきくなんて、都合のよすぎる話あるかよ!!思うかもしれないですが、これが!!空港で英国俳優さんが人の道案内をするって、 すごくリアルです。以前も話したかもしれないですが、1号も空港でアラン・カミングにwifiの繋ぎ方をきかれて、親切丁寧に教えたことありますし、手荷物受取所でガンダルフがスーツケースをとるのを手伝ったことあります。(前者はログインに名前を入力するところまで気がつかないフリしてましたし、後者はまったく気がつかないフリをしてました。)
というわけで、みなさまも、空港でジュード・ロウを見かけたら、ぜひ道案内を頼んでみてください(違)
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